ぽんぶら

友人が若くして亡くなった。御遺族から自分に連絡が届いた。しかし、どうやら自分にだけ届いた節がある。自分より彼と親しい人は他にたくさん居た。友人達に連絡を入れながら、何故自分にだけ連絡が来たのだろうと考えていた。

気が付いた。年賀状だ。

年賀メールではダメなのだ。紙の状態で残る、年賀状という形でなければいけないのだ。

年老いた親御さんが遺品を整理する際、当人のPCや携帯の中に入っているメールアドレス群を発掘できるだろうか? 仮に発掘できたとして、どのメールアドレスが親しい人のソレだと判断できるだろうか?

まず無理だ。自分の両親にも尋ねてみたが、無理だと言われた。デジタル機器に慣れ親しんだ世代が老人になった頃には無理ではなくなるかもしれない。だが、今はまだ無理だ。

しかし。年賀状なら発掘できる。息子がやり取りしていた相手がどういう種類の人なのか、文面を見れば遺族にも判断できる。

自分は友人と年賀状のやり取りをしていた。年賀状でやり取りしていたからこそ、こうして自分に連絡が届いたのだと思う。もし彼が、誰とも年賀状でやり取りをしてなかったら。年賀メールしか送り合っていなかったら。何か幸運な偶然でもない限り、仲間内に、彼の安否は伝わらなかったはず。彼のことは誰にも知らされないまま…だったはず。

年賀状は、送れるなら送っておいたほうがいい。こんな形でその効能に気付きたくは無かったが。今までその効能に全く気付いてなかったが。年賀状には意味があった。

特に「恋愛」と「性欲」は混同しやすいですが、全く別のシステムです。「私たち人類はだれとでもセックスはできるが、一度に複数に恋する能力はない」と考えています。
ついさっきの話
長文すまん。

当方宮城県民。
朝からスーパー並んでたんだが、私の前に母親と泣きべそかいた子供がいたんだ。
子供は大事そうに壊れたDS(画面の亀裂はもちろん色々飛び出してる)を持っていて、時折ボタンを押しては反応が無いことに落胆している様子。
母親との会話を聞くと、どうやらそのDSはサンタさんから貰ったらしい。
子供がすんごい悲しそうでさ、ゲームができないことよりサンタが怒ってないか気にしてた。
周りも私も何とも言えない気持ちになってたら、1人の中学生くらいの男の子が子供に近づいてった。
で、自分のDS渡したんだよその子。
しかも「サンタさんから頼まれた」とか言って壊れたDSと自分の交換してた。子供大喜び。母親は涙ぐみながら頭下げてた。

凄い嘘臭いけど本当の話。
電気ないし水ないし寒いし食料も充分じゃない。
けどだいぶ気持ちが明るくなったよ。

余談だが、この現場を見ていたらしいおばちゃん達、その中学生に自分達が買った食料分けてた。
私は彼にパワーを貰ったので、これを見たあなた達にもお裾分けしたい。
頑張ろうね。


 「被災地からの報告 阪神震災とは違う実情」と いうブログ記事を17日朝にTwitterで紹介したところ、「ソースがはっきりしない」「デマではないか」というリプライをたくさんいただきました。そ の直後、関係される方がご紹介いただいたようで、この記事の中に出てくるNPO日本ユニバーサルデザイン研究機構の横尾良笑(よこお・よしえ)さんと電話 で話すことができ、デマではないことを確認しました。 


日本ユニバーサルデザイン研究機構
http://www.npo-uniken.org/

 日本ユニバーサルデザイン研究機構は被災地に現在スタッフやボランティアを送り込み、救援活動を活発に行っています。「日本ユニバ震災対策本部」という名称のプロジェクトもすでに立ち上がっています。

  取り急ぎ電話でうかがった横尾さんの話を、以下に簡潔にまとめます。

 (1) ボランティアが日本ユニバ経由で大量に現地入りしている。たとえば気仙沼には個人所有のヘリを3台ボランティアで出してもらい、操縦もボランティアで。ま た別のボランティアは2トントラック2台分の物資を積み、16日午後6時に東京を出発。現地まで約12時間かけて早朝に山形に到着した。さらにそこから寝 ないで津波の被害を受けた気仙沼に入っている。このような活動が多数展開されている。現在、現地に入っているのはこれまでさまざまな場所で経験を積み、訓 練されたボランティアたちだ。内閣府認証の日本ユニバは政府から高速道路などの車両通行証の発行を受けており、これを使って東京から物資を輸送してい る。 

(2)そして判明したのは、今回の災害は阪神大震災の時とはまったく異なるということだ。  

阪神大震災では、兵庫県や神戸市、芦屋市といった各自治体の機能は生きていた。したがって政府と 日本赤十字社からの物資や義援金は、自治体経由で被災地に送り込むことができた。この結果、阪神大震災の教訓として「物資ではなく義援金で」「救援は赤十 字社に一本化」という考え方が広く定着した。 

 ところが、今回の震災では救援の受け皿となる自治体そのものが各地で消滅している。この結果、赤十字や自衛隊や消防隊の救援は、全体をカバー仕切れていない。どこかの避難所に集団で避難している人たちが、誰からも発見されず、水も食糧も燃料も電気も電話もなにもなく、完全に孤立してしまっているという酷い状況が生まれてしまっているのだ。

  だから今回の震災では、阪神大震災のルールを適用すべきではない。

 (3)日本ユニバの横尾さんも震災の後に山形から48時間かけて現地入りし、状況を確認してきた。以下はその内容(かなり悲惨な事実描写が含まれているので、ご注意ください)。 

 50人が避難し、発見されないまま孤立している避難所をNPOが発見した。自衛隊に連絡したが、その直後に再び津波が襲来し、全員が水浸しに。自衛隊が駆けつけた時には、うち30人が死亡していた。津波の後に乾いた着替えが届いていたら、死なずにすんだかもしれない。

  すでに高齢者をたくさん抱えている福祉施設が130人の避難民を受け入れ、しかしそこには食べ物も水も何もない。

  赤ちゃんが2~300人もいる地域で、ミルク缶が1個しかない。みんな生き延びるためにもの凄い動き回って物資を探しているが、津波や余震が次々に襲来して、きわめて危険な状況。 

 引き上げた遺体は法律上、検屍をしないと火葬に回せないが、警察の手が足りていない。それでも宮城県警は必死に対応してくれている。

   自衛隊や救助隊がいったん避難所の人たちに繋がれば、その後は配給経路が確立され、食糧や水も配給されるようになり命は救われている。問題はまだ自衛隊 につながっていない場所にいる孤立した人たちで、NPOは現地でそうした避難所を発見し、自衛隊や警察につなげる役割を現在行っている。 

 とにかく被災地の人たちは、濡れている。濡れて寒くて死にそうになっている。阪神大震災では「古着を送るのは迷惑だ」という教訓が残ったが、今回は異なる。着替えの物資は絶対に必要だ。古着も送ってほしい。 

 最大の問題は、物資と輸送だ。物資は足りず、そしてその不足した物資を運ぶガソリンがない。

 (4) これまで想定されてきた災害対応では、今回のように広範囲に同時多発的な被災を想定していなかった。だから誰も全体の状況を把握できていない。テレビでも インターネットでもみんな「阪神の教訓」で語りすぎだ。今回は阪神の教訓で語ってはいけない。まったく異なる、異常な事態となっていることを認識してほし い。

 (4)東京をはじめとして非被災地の私たちになにができるか。

  物資と輸送の確保に手を差し伸べてほしい。

   まず物資に関しては、「企業から」と「個人から」の2つの方法がある。多くの企業は「阪神大震災の教訓から、物資は赤十字で一本化」という意識が定着し すぎていて、今回NPOに提供を渋るところが非常に多い。いじわるをしているのではなく、認識不足なのだと思う。赤十字だけでは物資の配給は追いつかな い。NPOにも提供するよう呼びかけてほしい。

  個人から。日本ユニバのウェブサイトでは、 

「壊滅的な被害を受けた孤立被災地で、生死を分けるアイテム」
「壊滅的な被害を受けた孤立被災地で、枯渇しているアイテム」 

 の2種類の救援物資を受け付けている。それ以外のアイテムも受け入れるが、まず命を救うためのものに集中してほしい。これらの物資については、中が見える透明なビニール袋に入れるか、あるいは段ボール箱に内容物を大きく記すなどしてほしい。

 以下のサイトの下の方に、必要な救援物資の種類がリストアップされている。

  被災地への救援物資を送付したい方へ 

【現時点の物資受付窓口】 
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21ちよだプラットフォーム1階
日本ユニバ震災対策本部 支援物資受付窓口(直接持ち込みは1階ウッドデッキ)

  持ち込みもできる(そちらの方が良いかも)。なお物資を宅配便で送る際は、必ずメールで内容物を連絡してほしいとのこと。物資輸送の調整のためで、メールには返事は来ないかもしれないが是非。

  次に輸送について。現在、素人が現地にボランティア入りすることは控えてほしい。いま行われているのは復興支援ではなく救助なので、たとえば腐敗した遺体を現場から取り除く、といった作業も求められる可能性がある。また現地に行く燃料の問題もある。 

 もし手持ちのガソリンがあり、被災地まで往復のガソリンをタンクなどに入れて持って行ける人であれば、現地に物資を運ぶのを手伝ってほしい。その場合には日本ユニバが道路の通行証を手配する。

  以上です。状況は刻々変わっているようなので、横尾さんからの話は随時更新していこうと思います。なおこの記事はブログなどに全文コピーしていただいても構いません。ただしソースの信頼性を保持するため、このブログへのリンクの掲載もお願いします。
「今まで国や東電のお偉いさんが、作業員にも一般の方々にも隠し事をしたきたのではないか?」

という意見がかなり飛び交っていること。
私たち現場で働く者は、本店のお偉いさん達よりも、現場のことは現場のほうが理解しているのです。
よって私たちのほうがむしろ本当に非難されるべきであり、
本店側の人達は知らない場所で起こっている知らないことについて、「情報公開しろ!」「隠蔽すんな!!」
とされていて、それでも謝り続けているのです。どうかその方達の気持ちもこれで少し分かって頂けるとありがたいです。
また、
「現場作業員は原子力や核について、知識が乏しい人が実際作業しているのか。資格は何か持っているのか。」
という質問がたまたま目に入ったので答えさせて頂くと、

単刀直入に言えば、私たち東電社員にはそういった資格はありません。
ですが、完全に半年間は「研修期間」とされ、作業には当たれません。
その後の半年間も、経験を積んだ人とペアになって学んでいます。

その他現場で作業されている方々は、
工事や作業も様々なものがあり、それぞれ専門分野の知識を持った企業さん達なので、
そういった意味では、核や原子力の知識が乏しい人がいるかもしれません。

でも今作業に尽力を尽くしている方は、決して本店の東電社員に負けない知識をもっていることは確かです。
初タンブラ

あきぽんぶら~